アメリカ財務省は、バイデン大統領が9日、半導体と量子技術、そしてAIの3つの分野について中国への投資を規制する権限を財務長官に与える大統領令に署名したと発表しました。
先月にはアメリカのイエレン財務長官が中国を訪れ両国間の対話の継続を確認しましたが、今回のバイデン政権の方針に中国側は反発するものとみられ、米中対立の新たな火種となる可能性があります。
中国商務省の報道官は10日、談話を出し「アメリカの規制が企業の正常な経営の意思決定に影響を与え、国際的な経済貿易の秩序を破壊することに重大な懸念を示すとともに、措置をとる権利を保持している」として、対抗措置をとる考えを示唆しました。そのうえで「アメリカが市場経済のルールと公平な競争の原則を尊重し、世界経済の回復と成長に障害を設けないよう望む」と述べ、アメリカをけん制しました。
(NHK)
