アメリカのバイデン大統領は、来月8日に迫った中間選挙の期日前投票を行い、議会上院で与党・民主党と共和党が接戦となるなか、国民に投票を呼びかけるとともに、残りの選挙期間中、全米を回って改めて支持を訴える考えを強調しました。
来月8日に迫ったアメリカの中間選挙では、期日前投票がほとんどの州で始まっています。
バイデン大統領も29日、地元の東部デラウェア州の投票所を今回初めて投票権を得た孫で18歳のナタリーさんと訪れて、1票を投じました。
記者団の取材に応じたバイデン大統領は、国民に投票を呼びかけるとともに、「今後も全米を訪れ選挙応援を続けていく」と述べ残りの選挙期間中、全米を回って改めて支持を訴える考えを強調しました。
アメリカでは、新型コロナウイルスの影響で制度が緩和された郵便投票などによる期日前投票をする人が増えていて、全米の投票状況を分析しているフロリダ大学によりますと、これまでに2000万人を超える人が投票を済ませたということです。
中間選挙は、連邦議会の上下両院の議員などを選ぶ選挙で、民主党と共和党のどちらの政党が議会の多数派を占めるかによってアメリカ政治の方向性に大きく影響を与えます。
政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」のまとめでは、議会下院は、野党・共和党が優勢で過半数の議席を確保する勢いとなっている一方、議会上院では、民主党と共和党が接戦となっています。(NHK)