この動きにより、移民の強制送還や国境警備の実施をめぐり、共和党と民主党の間で数か月にわたって続いていた激しい論争に一区切りがついた形です。

それによりますと、およそ380億ドルがアメリカ移民・関税執行局(ICE)に、260億ドルがアメリカ国境警備隊に配分されるほか、50億ドルが予期せぬ追加費用に充てられます。この予算により、トランプ大統領の移民送還プログラムは、2029会計年度末まで安定した資金を確保することになります。

法案は先週、上院を通過したあと、最終的に下院でも可決され、現在はトランプ大統領の署名を待っています。これは、今年11月の中間選挙を前に、ホワイトハウスの最優先課題の一つをめぐる重要な政治的勝利と受け止められています。