11月3日のアメリカ中間選挙を前に、民主党と共和党の候補者らは、全米各地で有権者の支持を得るため、最後の訴えを続けています。今回の選挙は、ドナルド・トランプ大統領の任期の残り2年間、どちらの党が連邦議会の主導権を握るかを決める重要なものとなります。
こうした中、激戦州ミシガンの上院選挙では、民主党候補のアブドゥル・エルサイード氏と、予備選挙で対立したヘイリー・スティーブンス下院議員との確執が、選挙戦終盤の焦点となっています。
スティーブンス議員は11月1日、エルサイード氏の対立候補である共和党のマイク・ロジャース元下院議員を支持すると表明し、接戦が続くミシガン州で緊張が一段と高まりました。
この発表を受け、ミシガン州民主党のカーティス・ハーテル委員長は、スティーブンス議員はすでに州民主党の党員ではなく、今後も党員として認められることはないと明らかにしました。
世論調査によりますと、民主党は、テキサス州、ミシガン州、メーン州などの激戦州の上院選挙でリードしています。しかし、11月3日の投票日が近づく中、各州では依然として接戦が続いています。
一方、下院では全435議席が改選されます。共和党が218議席対214議席という僅差で多数派を維持する中、政治専門家らは、民主党が下院の主導権を奪還する可能性が高いとの見方を示しています。
共和党への支持を後押しするため、トランプ大統領は11月1日、アイオワ州とカンザス州での対面形式の選挙集会を再開する計画を明らかにしました。これらの集会は、いったん中止され、オンライン形式の選挙運動に切り替えられていました。
フロリダ大学の選挙研究所によりますと、11月1日午後の時点で、期日前投票や郵便投票を済ませた有権者は、全米で5400万人を超えました。
これは中間選挙として過去最多で、2022年の中間選挙で投票日までに投票を済ませたおよそ4600万人を大きく上回っています。
