岸田首相は、7日から2日間の日程で、就任後初めて韓国 ソウルを訪問します。

今回の訪問は、ことし3月に日本で行われた日韓首脳会談で、首脳間の相互訪問「シャトル外交」の再開を合意したことを受けたもので、日本の首相が2国間の首脳会談のために韓国を訪れるのは12年ぶりです。

岸田首相は、7日昼ごろに現地に到着し、国立墓地を訪れて献花を行ったあと、午後にユン大統領との首脳会談に臨む予定です。

会談では、先の合意から間を置かずに「シャトル外交」が着実に進んでいることを踏まえ、日韓関係の改善の流れを加速させるため、緊密な意思疎通を続けていくことを確認したい考えです。

また、北朝鮮の核・ミサイル問題を受けた安全保障面での連携強化を確認するほか、半導体分野などでの経済安全保障協力や、日韓両国間の輸出管理のあり方などをめぐって意見が交わされる見通しです。

さらに、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、韓国側が示した解決策の実行状況についても情報の共有が図られるものとみられます。

このほか、今月のG7広島サミットにユン大統領を招待し、日米韓3か国の首脳会談などが予定されていることを踏まえ、事前の調整も行う方針です。

両首脳は、会談後、共同記者会見を行い、成果を公表するとともに、夜には夕食会も開かれる予定です。