シリア難民(写真提供:AP)

(ロイター)国連は、シリアのアサド政権がアレッポを包囲した場合、数十万人が食料調達不能の状態に陥る可能性があると警告しました。

アレッポは、シリア政府と反政府勢力の間で何年も争奪戦が続いていますが、現在はロシアによる空爆やイラン・レバノンに展開する武装組織ヒズボラの支援を受けた政府軍がアレッポ近郊に大規模攻勢を仕掛けています。

国連は、アレッポで反政府勢力が展開する地域とトルコとの国境が政府の包囲で断ち切られ、最後の食糧補給路が断たれる恐れがあると懸念しています。

国連人道問題調整室は「越境の方法が検討されないかぎり、まだ市内に住んでいる最大30万人の住民の人道支援が断たれることになる」と述べました。

さらに、今後も近郊で政府の前進が続けば「市当局は、10万─15万人の避難民が発生する可能性があるとみている」と述べました。