(写真: EPA/TTXVN)


(NHK)ラオスの首都ビエンチャンで開かれているASEANの一連の外相会議ではベトナム東部海域いわゆる南シナ海を巡り、中国の主張を否定した仲裁裁判の判断への対応が焦点となっていますが、ASEAN10か国の外相会議の共同声明は仲裁裁判について一切言及せず、中国に強く配慮した形となりました。

26日は、午後から、日本やアメリカ、それに中国なども参加してアジア太平洋地域の安全保障について話し合うARF=ASEAN地域フォーラムが開かれます。NHKが入手したARFの議長声明案は、ベトナム東部海域での中国による人工島の造成などを念頭に「複数の外相から懸念が表明された」としていますが、仲裁裁判の判断については言及していません。

会議では、仲裁裁判の判断の受け入れを求める日米などと、これを拒否する中国との間で激しい議論も予想されます。
また、朝鮮半島情勢も主要な議題となっており、朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル開発や、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国への配備などについて議論が行われるものとみられます。