IMFは次期政権との協議に前向きな姿勢を示していますが、交渉がまとまらなければデフォルト(債務不履行)の可能性が高まります。

ロシア国営の対外発信テレビ局RTが7日、反米左翼のエクアドルのコレア前大統領とフェルナンデス氏の対談の様子を公開しました。

フェルナンデス氏は「アルゼンチン経済は復活する必要がある」と語り、債務の返済は経済が回復した後にすべきだとの主張を展開しました。「我々は難しい交渉に臨むことになる」と予告しました。

IMFは2018年、アルゼンチンのマクリ大統領の要請に応じ、総額563億ドル(約6兆1500億円)にのぼる融資枠の設定で合意しました。フェルナンデス氏はこの融資について「マクリ氏のための、人類歴史上で最も高価な選挙キャンペーンとなった」と強調し、IMFがマクリ政権の再選を支援したと批判しました。

IMFのゲリー・ライス報道官は7日、「われわれは彼ら(アルゼンチンの次期政権)にとって都合の良い時期に関与する準備ができている」と発言し、次期政権との債務交渉に備えていることを明らかにしました。