マクリ大統領はアルゼンチン海軍の本部で記者会見を開き、サンフアンに何が起きたのか明らかにするために徹底的な調査を行う必要があると述べました。

マルデルプラタの海軍基地に向かっていたはずのサンフアンの到着が遅れていると16日に報じられて以来、アルゼンチン海軍は対応の不手際を激しく批判されています。

海軍は23日になってようやく艦内で爆発があったことを認めました。専門家らによるとこの爆発はバッテリーの問題と関係があるとみられるといいます。海軍は24日、乗組員の生存を絶望視し、サンフアンの捜索救助活動を捜索収容活動に切り替えました。

マルデルプラタにある高圧医療センターのグスタボ・マウベシン所長によりますと、サンフアンは鉛蓄電池を500トン搭載していました。鉛蓄電池は過充電状態になると水素が発生します。水素が酸素と混合すると爆発しやすくなります。

元サンフアンの潜水士のオラシオ・トビアスさんは、爆発は非常に激しく、乗組員は何が起きたのか理解する間もなかっただろうと述べています。

アルゼンチンの大陸棚の端では水深が200メートル程度から急に深くなり3000メートル以上になります。核実験の監視などを行うCTBTO=包括的核実験禁止条約機関の水中音波監視施設はこの海域で爆発音を探知していました。

専門家によりますと、サンフアンは深さが約600メートルを超えると圧壊が始まるとみられます。