シリアのアサド大統領は25日、イランの首都テヘランを訪問し、最高指導者のハメネイ師やロウハニ大統領と相次いで会談しました。

イランは8年前に始まったシリア内戦でロシアとともにアサド政権を支え、アサド大統領はこれまでロシアは訪れていますが、イラン訪問は内戦の開始以来初めてです。

シリア大統領府によりますと、会談でアサド大統領はイランが今月、イスラム革命から40年の節目を迎えたことに祝意を伝え、強い国造りの手本だと称賛しました。

これに対しハメネイ師は「内戦での勝利はアメリカなど西側に打撃になった」とし、今後もアサド政権を支える考えを強調したということで、互いに両国の強固な関係をアピールしました。

アメリカやイスラエルは、アサド政権が内戦で圧倒的に優位な状況にあることからイランの影響力が拡大することを強く警戒しています。

特にイスラエルはシリア領内にあるイランの拠点に対し空爆を繰り返し、シリアを舞台にさらに緊張が高まる事態も懸念されています。