![]() |
UNCLOSは1982年12月10日に採択され、1994年11月16日に発効しました。現時点で、167か国と欧州連合はこの条約を批准しています。海洋法に関する国際連合条約とは、海洋に関する従来の慣習法の法典化と最近の新事態に対応する新たな立法を内容とする領海、および接続水域・公海・漁業、および公海の生物資源の保存・大陸棚に関する4つの条約のことで、全部で447条、本文320条と9議定書で構成されています。この40年間、UNCLOSは国際航海、中でも海上紛争の解決や資源の分配のための重要な文書となってきました。
一方、2002年11月4日にカンボジアのプノンペンで調印されたDOC=海上行動宣言はベトナム東部海域(南シナ海)問題の解決を目指すASEANと中国の初めての政治文書とされています。しかし、DOCの制定後、南シナ海で行われた二国間、あるいは多国間の協力計画の事例はほとんどなく、DOCに法的権限がなく、権利主張国の南シナ海におけるいかなる行動をも規制する事ができませんでした。DOCには順守を監視する機構がなかったとしています。
アンジャイア氏はASEAN諸国は法的拘束力あるCOCの早期締結に向け、交渉を加速する必要があるとの見解を示しました。また、COCは不一致の効果的解決や、同海域の緊張情勢を引き起こす恐れがある行為の規制に役立つであろうと明らかにしました。

