写真提供:ベトナム外務省

席上、ASEAN加盟諸国とアメリカはいずれも双方の戦略的パートナー関係の重要性を強調するとともに2016年~2020年期の行動計画の実現で収められた政治、安全保障、経済、文化社会分野での成果を高く評価しました。また、双方は貿易、投資、中小企業の発展、デジタル・エコノミー、結合の強化、教育訓練、草の根外交、テロ防止対策、海上の安全保障、サイバーセキュリティ、気候変動への対応を含む非伝統的安全保障問題の解決で引き続き緊密に連携していくと表明しました。

対話で、アメリカのスーザン・ソーントン国務次官補代行はASEANの団結と統一、中心的な役割を支持すると強調するとともにアメリカは非伝統的安全保障問題の解決でASEANと協力し続けると明らかにしました。また、アメリカの「自由で開かれたインド太平洋戦略」を紹介する一方、ASEANと中国が国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約を基礎に、COC=海上行動規範の交渉に取り組んでいることを歓迎し、ベトナム東部海域(南シナ海)の紛争を国際法に従って、平和的措置で解決することを支持すると表明しました。

こうした中、ベトナムのグエン・クォク・ズン外務副大臣はベトナム東部海域に関するASEANの立場と原則を再確認するとともに地域の平和、安定の維持を目指し、アメリカとASEANは国際法に従って、海賊や人身売買、麻薬密輸・密売、違法漁獲、自然災害による被害の克服、紛争の平和的解決などで協力する必要があると訴えました。