会議では、ASEAN・ロシア戦略的パートナーシップのこれまでの成果を総括するとともに、課題を整理し、エネルギー安全保障やユーラシア地域との経済連結性の強化などを中心に、新たな協力の方向性について意見が交わされます。

また、地域や国際社会が直面する共通の課題についても幅広く協議し、国際法に基づく戦略的信頼の強化や、さまざまな課題への連携した対応を確認するほか、今後の協力の枠組みを示す重要文書が採択される見通しです。

会議は19日まで開かれ、首脳会合や二国間フォーラムなどを通じて相互理解を深めるとともに、経済・貿易協力の拡大や地域の平和と安定の維持に向けた議論が行われます。また、ASEANとロシアが戦略的パートナーシップを重視する政治的意思を改めて確認するとともに、アジア太平洋地域におけるASEANの中心的役割と、国際社会におけるロシアの存在感を改めて示す機会となります。

レー・ミン・フン首相はベトナム政府代表団を率いて会議に出席するほか、会議に合わせて複数の二国間活動も行う予定です。首相の出席は、会議の成功に向けて積極的に貢献するとともに、ASEANとロシアの対話促進やコンセンサス形成を後押しする「橋渡し役」としてのベトナムの姿勢を示すものとみられています。