シンポジウムの参加者=新聞「Quan doi nhan dan」

11月30日午後、ハノイで、外務省は「ASEAN設立から50年の歩みとベトナム」をテーマにした座談会を開きました。会には、グエン・コック・ズン外務次官、ブ・コアン元副首相を始めとする、ASEAN=東南アジア諸国連合や、東アジア、オーストラリア、及びベトナムの経済専門家、研究者らが参加しました。

席上、開会演説に立ったズン外務次官は「2018年は、ASEANが設立から50年の新段階に入る年である。過去半世紀に、ASEANは否定できない様々な成果を収めてきました。ASEANは、東アジア地域を戦争・衝突の発生地域から平和・安定の地域へと変化させた。東アジア地域が今日ほど繁栄・発展した時はなかった。ASEANは地域の平和にとって重要な役割を果たすようになった。これは、ASEANの最大でかつ最重要な価値である。」と強調しました。

ズン氏は次のように語っています。

(テープ)

「ASEANにとって向こう50年の行程は、滑らかではないでしょう。ASEAN共同体は3年前に設立されたばかりで若いです。ASEANが団結を維持できるか、地域内諸国の利益に応えられるかということです。本日の座談会は、設立から50年後のASEANの発展の歩みのチャンスと試練を予測した上で、方向を確定できるように期待されます。ベトナムが2020年にASEAN議長国を担い、また、新段階の対外ビジョンを立案することから、座談会は重要な準備でもあります。」

なお、座談会で、参加者らは、地域と世界の新たな動き、2025年までのASEAN共同体ビジョンの遂行、地域におけるASEANの中核的な役割の向上、2025年までのASEAN共同体ビジョンの実現推進に対するベトナムの役割などについて討議しました。