21日午前、マレーシアの首都クアラルンプールで、ASEAN東南アジア諸国連合は第27回首脳会議を開きました。


ASEAN首脳会議の開会式


開会式で議長国マレーシアのナジブ首相は演説し、今年末に予定されているASEAN共同体の設立はASEANの歴史的な出来事で、ASEANを一段と発展させてゆくと述べました。ASEANの発展方向について、ナジブ首相は、地域内の連携を強化した上で、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題や、環境汚染、自然災害、テロなどへの対応能力を高める必要があると強調しました。

開会式後の全体会議で、ASEAN加盟国の指導者は、ASEAN共同体の構築は継続的な過程であると強調し、引き続き地域内の連携と統合を強化することで一致しました。「ASEAN共同体ビジョン2025」、及び、このビジョンの展開を目指す3つのマスタープランが採択されました。

また、ASEAN加盟国の指導者は、ASEAN共同体の構築を促進するため、域内格差の是正や地域競争力の強化に関するASEAN統合イニシアチブを引き続き効果的に展開することで一致しました。そして、ASEANの相手国との関係、及び、地域構造の形成においてASEANの中心的な役割を強化することに合意しました。

全体会議後、ASEAN人身売買防止対策条約の調印式が行われました。ASEAN共同体設立宣言、並びに、ASEAN共同体ビジョン2025宣言の調印式が22日に行われ、ASEANの相手国の指導者及び国連事務総長が立ち会う予定です。

ASEANは21日午後、中国やアメリカとの個別協議、日中韓とのプラス3首脳会議を行いました。