席上、アメリカとASEANの外交関係について発言したアメリカのクリストファー・ランドー国務副長官は、経済、エネルギー、人工知能(AI)、デジタル技術など、多くの分野におけるこれまでの協力を振り返りました。ランドー副長官によりますと、加盟国の経済発展の段階が異なるASEANは極めて多様性に富んだ地域です。ですから、アメリカは多国間および2国間の双方の枠組みにおいて、ASEAN地域との協力を深めていくことを公約しているとのことです。
今後数十年間でASEANのエネルギー需要が大幅に増加すると予測される一方、地政学的な変動が世界的に広がり、サプライチェーンへの影響が懸念されています。こうした中、エネルギー安全保障の推進をテーマとしたセッションでは、経済成長、気候変動対策へのコミットメント、そして地域の回復力が交差する中での戦略的な課題として、エネルギー安全保障をいかに再構築していくかについて、出席者らの間で議論が行われました。
なお、10日午後のセッションでは、輸出志向型の工業化、安価な労働力の優位性、世界貿易への深い統合など、これまでにASEANの飛躍的な成長を支えてきた開発モデルが取り上げられ、今後のあり方について議論が交わされました。
