英国下院会議の様子( AFP/TTXVN撮影) |
EU離脱協定に盛り込まれた取り決めについて、イギリス本土・北アイルランド間の物流監視などの義務を英国が履行していないことを問題視しました。
欧州委は声明で「再三の要請にもかかわらず、イギリス政府は履行を怠ってきた」と非難しました。EUは、辞意を表明したイギリスのジョンソン首相の後継政権が発足した後も国境管理問題で強硬路線を継続することを懸念しています。履行拒否が続けば、欧州委によるEU司法裁判所への提訴を経て、イギリスが制裁金支払いを命じられる可能性もあります。
欧州委は昨年3月、食品の物流規制導入などの取り決めを英国が先送りしていることを受け、法的措置に着手しました。その後、協議による打開を探るため法的措置を一時凍結しました。しかし、イギリス政府は今年6月、取り決めの一部を一方的にほごにする法案を議会に提出しました。これに対し、欧州委は、凍結した法的措置を再開し、検疫の不履行に関しても新たな措置に踏み切ったということです。(時事通信)

