イギリスのスナク首相=AFP/TTXVN

北アイルランド情勢は、イギリスのEU=欧州連合の離脱や他の政治的危機を受けて緊迫化しました。和平合意から25年目を記念する今週の行事に暗雲が垂れ込めています。記念行事には、和平合意にアメリカが仲介役として果たした役割を反映し、アメリカのバイデン大統領も出席する予定です。

スナク氏は声明で「和平合意はイギリスとアイルランドの政府が手を組んだ成果であり、今週にバイデン大統領をお迎えするように、最も親密な同盟各国からの大きな国際的支援を受け続けている」と強調しました。

「だが最も重要なのは、和平が北アイルランド自体の妥協に基づいていることだ」とも指摘しました。和平合意に際して難しい判断を下し、妥協を受け入れた関係者を祝福すると表明しました。

イギリスのEU離脱後の北アイルランドにイギリス本土と異なる取り扱いを定めた規則に反発し、民主統一党(DUP)は1年以上前から共同統治への参加を拒否しています。

アイルランドのバラッカー首相は9日、北アイルランドにおける政治的膠着状態を解消するためスナク氏との取り組みを強化すると表明しました。(ロイター)