地元の軍当局が発表しました。犠牲者は当時、モスク内で寝ていたといいます。
ミンダナオ地方では27日にもホロ島のキリスト教大聖堂で爆発があり、21人が死亡したばかりです。治安当局はホロ島の爆発は自爆攻撃ではなかったとして容疑者の行方を追っています。国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「アブサヤフ」に関係のあるグループが捜査線上に上がっています。
軍当局者は、30日の襲撃が大聖堂爆破への報復だったのかを判断するのは現時点で時期尚早だと説明し、警察が容疑者の行方を追っていると述べました。
ミンダナオ島では先週、新たに設立されるイスラム自治政府「バンサモロ」への参加の可否を問う住民投票が行われ、圧倒的多数の住民が賛成票を投じました。これにより、分離独立を求める長年の武力闘争が終わるとの希望が出ています。
この地域は極度の貧困のため過激派に加わる人が多いです。武装勢力とフィリピン政府はバンサモロによって貧困からの脱却に必要な投資につながると期待感を示していました。
しかし、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系の強硬諸派はフィリピン最大の反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線」との和平プロセスに参加していません。イスラム強硬諸派の拠点となっているホロは、住民投票でバンサモロ参加への反対を決めた唯一の地域でした。
