
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国いわゆるBRICS首脳会議が15日、ブラジルのフォルタレザで開かれ、途上国などの発展を支援する BRICS開発銀行の設立で合意しました。金融危機の際に資金を融通し合う1000億ドル規模の外貨準備基金の創設も決定しました。世界銀行やIMF=国際通貨基金に近い役割を持たせ、欧米主導の国際金融システムに対抗するとしています。
開催国ブラジルのルセフ大統領は、約2年間にわたり議論を重ねた開発銀設置にめどが付き、「歴史的な決定だ。大きな一歩を踏み出した」と手応えを語りました。
開発銀の資本は当初、500億ドル(約5兆円)で5カ国が均等に出資しますが、最終的には1000億ドル規模への拡大を目指しています。上海に本部を設置し、初代総裁はインドから出す予定です。南アフリカには開発銀行アフリカ地域センターを設置することを決め、各国のバランスに配慮しました。
