
新興5カ国の指導者(写真:AFP/TTXVN)
9日ロシア中部のウファで、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカでつくる新興5カ国(BRICS)首脳会議が行われました。 会議後に発表された総括的な文書「ウファ宣言」では、第二次大戦終結70周年の意義を強調しました。5カ国は「第二次大戦の結果を歪曲しようとする 試みを断固拒否する義務を負う」と明記しました。
ウファ宣言では、BRICSが「世界経済の成長の重要なエンジン」になると明記しました。ギリシャの財政危機で欧州連合(EU)の結束に不透明感が漂う 中、5カ国を主導するロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が、欧米中心の国際秩序への対抗軸としてBRICSの結束を誇示しました。
宣言はウクライナ東部で続く政府軍と親ロシア派の紛争に懸念を表明しています。停戦合意の完全な履行を求めました。ウクライナ南部クリミア半島併合で主要国 (G8)から排除され、先進七カ国(G7)から経済制裁を受けるロシアは、BRICSや10日に首脳会議が開かれる上海協力機構(SCO)を足場に、欧米に 一歩も引かない姿勢をますます鮮明にするとみられます。
