フォンデアライエン欧州委員長=THX/TTXVN

EU=欧州連合の首脳会議は10日未明、移民対策やアメリカの巨額の気候変動対策などへの対抗案を討議して閉幕しました。移民対策では不法移民の第三国への送還を強化することを合意しました。国境警備の強化に資金を投じることでも一致しましたが、詳細には踏み込みませんでした。

アメリカは歳出・歳入法(インフレ抑制法)に3690億ドル(約48兆円)のエネルギー安全保障と気候変動対策を盛り込みましたが、EV=電気自動車の優遇策を北米で組み立てた車に限定するなどしたため、EUは懸念を伝えています。

首脳会議ではEUの競争力維持のために「断固として行動する」ことで一致し、EUの国家補助手続きの簡素化やEU資金の活用を進めることを確認しました。執行機関の欧州委員会が3月に具体案を提示する予定です。(日本経済新聞)