【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は15日、朝鮮民主主義人民共和国が同日早朝、東海岸地域からミサイルを発射しましたが、失敗したと推定されると明らかにしました。ミサイルは中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられます。


(写真:ローター)

朝鮮民主主義人民共和国がムスダンの発射実験を行うのは今回が初めてです。射程は3000キロ以上で、中距離ミサイル「ノドン」(1300キロ)の2倍を超えます。日本全域とグアムの米軍基地も射程圏に置きます。

故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日「太陽節」を迎え、ムスダンの初の発射実験を実施し記念日を盛り上げる狙いがありましたが、失敗したとみられます。

韓国と米国の軍当局は朝鮮民主主義人民共和国が東海岸の江原道・元山にムスダンを配備したことを確認し、イージス駆逐艦を東海に派遣するなど、動向を注視していました。

朝鮮民主主義人民共和国がミサイル発射実験を行うのは今月1日、東海に向け短距離地対空ミサイル3発を発射して以来となります。

韓国軍は朝鮮民主主義人民共和国が金主席の生誕記念日や今月25日の朝鮮人民軍創建記念日、来月の7回目の朝鮮労働党大会に合わせ、新たな挑発を行う可能性があるとして、警戒態勢を強めています。