朝鮮とキューバの代表=Yonhap/TTXVN


1日付けの朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が30日、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長の特使としてピョンヤンを訪れた、サルバドル・バルデスメサ国家評議会副議長の一行と会談したと伝えました。

会談でキム委員長は、「両国の友好協力関係がさらに発展することを確信する」と述べ、伝統的な友好関係を確認したのに対し、バルデスメサ副議長は、「両国の関係を絶えず発展させることは、キューバの確固たる方針だ」と述べたということです。キム委員長が外国の要人と会談したのは、去年10月に中国共産党の劉雲山政治局常務委員と意見を交わして以来です。

朝鮮民主主義人民共和国の友好国であるキューバを巡っては、去年、アメリカとの国交が54年ぶりに回復したのに伴って、韓国も先月、キューバ革命を機に国交を断絶して以降初めて、外相を首都ハバナに派遣しました。

朝鮮民主主義人民共和国としては、ことし5月の朝鮮労働党大会と29日の最高人民会議を通じて権力基盤を固めたキム委員長が、みずからキューバの代表団に会うことで、両国関係を重視する姿勢を示すとともに、キューバへの接近を図っている韓国をけん制するねらいもあるとみられます。