フランス東部のエビアンで開かれたG7サミットでは、17日、声明が発表され、朝鮮民主主義人民共和国について、核・弾道ミサイル計画について深刻な懸念を表明するとともに、国連安全保障理事会の決議に基づき、朝鮮民主主義人民共和国の完全な非核化に関与する決意を確認しました。

これについて、キム・ジョンウン総書記の妹で、朝鮮労働党の総務部長のキム・ヨジョン氏は、18日、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しました。

このなかで「G7の越権行為に強い不満と遺憾の意を表明し、断固として糾弾する」と非難しました。

そのうえで「核保有は必ず守るべきわれわれの核心利益であり、『非核化』は絶対に越えることのできない不退の一線だ。核心利益に触れることは、最悪の災いを招く選択となるだろう」と強調しました。今月8日に行われた中国の習近平国家主席とキム総書記との首脳会談では、両国が友好関係を強調する一方、朝鮮民主主義人民共和国の核開発について意見を交わしたのかは明らかになっておらず、中国政府が事実上、黙認する姿勢なのではないかとの懸念も出ています。(NHK)