朝鮮民主主義人民共和国は8月6日と12日、20日に続き、今月12日に弾道ミサイルを発射しましたが、いずれも報じていません。
朝鮮民主主義人民共和国は通常、弾道ミサイルを発射した翌日の早朝から国営メディアを通じて発射の目的や成果を宣伝し、内部結束を図ります。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が視察した場合には、これをさらに強調して報じます。
ただ、武力の誇示や宣言の効果が大きくない発射実験や単純な技術点検である場合は報道しないケースがありました。発射実験が失敗したり結果が期待に及ばなかったりした場合も報じないことがありました。
だが、最近4度の弾道ミサイル発射はいずれも韓国軍に捉えられ、韓国メディアが報道しましたが、朝鮮民主主義人民共和国メディアが沈黙を続けるのは異例といえます。
朝鮮民主主義人民共和国が弾道ミサイルを発射し、朝鮮半島有事を想定した定例の韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」や韓米日3カ国の共同訓練「フリーダム・エッジ」に反発しながらも、トランプ米大統領の対話の呼びかけなどを考慮し、挑発の水準を調整しているとの見方もあります。
朝鮮民主主義人民共和国の弾道ミサイル発射は8月20日以来、23日ぶりで、今年に入っては13回目となります。
朝鮮民主主義人民共和国は8月6日と12日に短距離弾道ミサイルを1発ずつ発射し、UFSが実施されていた同月20日には約10発を発射しました。
UFSは当初、8月17日から27日まで行われる予定でしたが、トランプ氏の指示で演習期間が11日間から5日間に縮小し、同月21日に終了しました。
フリーダム・エッジは今月7日から11日まで、韓国南部の済州島沖の公海上で予定通り実施されました。(jp.yna.co.kr)
