朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮労働党で国際関係を統括するリ・スヨン副委員長は1日、中国・北京の人民大会堂で習近平国家主席と会談し、朝鮮民主主義人民共和国国営の朝鮮中央通信は2日、会談でのリ副委員長の発言を伝えました。


(写真:THX/TTXVN)

それによりますと、リ副委員長は、核開発と経済の立て直しを並行して進める「並進路線」と呼ばれる政策に触れ、先月の朝鮮労働党大会で「並進路線に少しの変化もないことが示された」と述べ、習主席に直接、核開発を継続する姿勢に変わりはないとの立場を示しました。

リ副委員長は「両国の友好を変わることなく強化、発展させていく」とも述べて、中国との関係改善に向け前向きな姿勢も示しましたが、今回の会談は核開発について譲歩しないことを強調する形となりました。

一方で、中国国営の新華社通信によりますと、習主席は会談で「朝鮮半島問題で中国の立場は一貫しており、かつ明確だ」と述べて、あくまでも朝鮮半島の非核化を求める中国の立場を伝えていて、核開発を巡る立場の隔たりが大きいなかで、中朝両国が関係改善に向けてどこまで本格的に動き出すのかは不透明です。