3月24日、朝鮮・平壌での新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験=Yonhap/TTXVN |
朝鮮民主主義人民共和国は、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の立ち会いのもと、従来の液体燃料式よりも迅速に発射できる固体燃料式の新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」の初めての発射実験を13日に行ったと、14日朝、国営メディアを通じて発表しました。
「戦争抑止力の使命を遂行する戦略兵器の主力手段」としての性能や信頼性が確認されたとしています。
14日付けの朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、固体燃料式の新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」の初めての発射実験が13日に行われたと伝えました。
「労働新聞」によりますと「火星18型」は3段式で、1段目が通常の角度で、2段目と3段目が通常より角度をつけた「ロフテッド軌道」で飛行するよう設定され、切り離された1段目と2段目は日本海に落下したということで「戦争抑止力の使命を遂行する戦略兵器の主力手段」としての性能や信頼性が確認されたとしています。
ただ、3段目が飛行後にどうなったのかについては言及していません。朝鮮が固体燃料式のICBM級の弾道ミサイルを発射したのは初めてで、従来の液体燃料式より迅速に発射することができ、探知や迎撃がいっそう難しくなるとされています。
夫人や娘らとともに立ち会ったキム・ジョンウン総書記は「『火星18型』の開発は、われわれの戦略的抑止力の構成を大きく再編し、核反撃態勢の効用性を急速に進展させる」と述べ、意義を強調しました。
韓国軍は、朝鮮が13日、射程が中距離級以上の弾道ミサイル1発を、首都ピョンヤン付近から日本海に向けて発射したと明らかにしていて、発表はこのミサイルを指すとみられます。(NHK)

