(写真:KCNA) |
朝鮮民主主義人民共和国が極超音速ミサイルと称する兵器の実験を実施するのは金正恩(キムジョンウン)総書記の体制で3度目でした。発射には金総書記も立ち会ったといいます。
韓国軍合同参謀本部によれば、この前日、中国との国境に近い朝鮮民主主義人民共和国の慈江道から弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体が発射され、日本海に落下していました。飛行距離は700キロ以上、到達高度は60キロでした。
韓国と米国の情報機関が評価中ですが、飛翔体のスピードは音速の10倍に達しており、初期分析では北朝鮮の5日の実験よりも高度な兵器だったことが示されているといいます。
5日の実験についても北朝鮮国営メディアは極超音速ミサイルだと主張していますが、専門家の間では懐疑的な見方が多いです。
極超音速ミサイルという言葉は実際には、ロケットに搭載されるペイロード(搭載物)を指します。今回の場合、ペイロードは「極超音速滑空体(HGV)」である可能性があります。
専門家によりますとHGVは理論上、音速の20倍の速度で飛行可能で、飛行中の機動性が非常に高いため、迎撃はほぼ不可能となります。
ただ、韓国政府は11日の声明で「軍は今回の飛翔体を探知・迎撃する能力を有しており、対応システムを継続的に強化している」と述べています。(CNN)

