(NHK) 朝鮮民主主義共和国の動向を研究しているアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは31日、朝鮮民主主義共和国のニョンビョン(寧辺)にある核施設を撮影した衛星写真の分析結果を公表しました。


(写真:AFP)

それによりますと、先月12日と22日の衛星写真では、核兵器の原料となるプルトニウムの抽出に関係する再処理施設の煙突から煙が上がっているのが確認できます。この煙は、ことし2月と3月にも確認されたということで、研究グループは、朝鮮民主主義共和国がプルトニウムの抽出作業を始める準備をしているか、すでに抽出作業を始めた可能性があると指摘しました。

また、先月13日から22日の間、化学物質や廃棄物を運ぶのに使われる容器を積んだ2台の貨車が、敷地内に停車しているのが確認されたとしています。

写真は、朝鮮民主主義共和国が核開発を推進する姿勢を鮮明にした先月上旬の朝鮮労働党大会のあとに撮影されていて、アメリカや韓国などは、朝鮮民主主義共和国が5回目の核実験に踏み切る可能性も排除できないとして警戒を続けています。