経済の立て直しを掲げるキム・ジョンウン(金正恩)体制を支える基盤を改めて固めるねらいがあるとみられます。
朝鮮民主主義人民共和国は、国営メディアを通じて国会に当たる最高人民会議の代議員選挙を、ことし3月10日に5年ぶりに行うと発表しました。
この選挙は、キム・ジョンウン体制になってから2回目で、700人近い候補者は、いずれも事実上の信任投票で選ばれることになり、4月に新たな代議員による最高人民会議が開かれる見通しです。
朝鮮民主主義人民共和国は、キム・ジョンウン体制下で、核開発と経済の立て直しを並行して進めるいわゆる「並進路線」を進めてきました。
そして去年4月、「勝利宣言」を出して核開発の成功を事実上宣言し、核実験場の閉鎖やICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験の中止などを発表するとともに、経済立て直しに全力を挙げる新たな方針にかじを切ると表明しました。
キム委員長としては、今回の選挙を通して、この新たな路線を掲げる体制を支える基盤を改めて固めるねらいがあるとみられます。
