アメリカのポンペイオ長官と朝鮮民主主義人民共和国のキム副委員長は2日間の日程で会談を行うため、30日午後、それぞれニューヨークに到着しました。そして午後7時(日本時間31日午前8時)から中心部マンハッタンにあるアメリカ政府の関連施設で夕食をともにしながらおよそ1時間半会談しました。
会談の詳しい内容は明らかになっていませんが、国務省の高官は「長官は、完全で検証可能かつ、不可逆的な方法による非核化を明確に求めている。首脳会談を成功させるには、朝鮮民主主義人民共和国はこのことを実行しなければならない」と述べ、ポンペイオ長官は完全かつ速やかな非核化を求める立場を伝えたとみられます。
一方、朝鮮民主主義人民共和国側はこれまで核戦力が完成したという立場を示している上、非核化は段階的に行い、並行して経済制裁の緩和など見返りも与えられるべきだという立場を崩していません。
ポンペイオ長官は記者団から初日の会談の結果を問われると、「とてもよかった」と笑顔で答えました。
会談は31日も続く予定で、米朝双方のトップの側近による2日間の会談で、非核化をめぐる立場の違いを埋めて、史上初の米朝首脳会談の開催につなげることができるのか注目されます。
朝鮮民主主義人民共和国高官と米国務長官 NYで会談 非核化議論か
(NHK)アメリカのポンペイオ国務長官と朝鮮民主主義人民共和国のキム・ヨンチョル朝鮮労働党副委員長との会談が、30日、ニューヨークで始まりました。ポンペイオ長官は、完全な非核化を求める考えを伝えたものとみられ、双方の立場の違いを埋めて史上初の米朝首脳会談の開催につなげることができるのか注目されます。
