【tokyo-np.co.jp】朝鮮中央通信は20日、朝鮮民主主義人民共和国の北西部・平安北道鉄山(ピョンアンブクトチョルサン)郡の西海衛星発射場で「静止衛星運搬ロケット」用の新型高出力エンジンの地上燃焼実験が行われ「大成功」したと伝えました。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が視察し、実験の成果に基づき、衛星打ち上げの準備を早期に終えるよう指示したといいます。


(写真:ロイター)

西海衛星発射場は、朝鮮民主主義人民共和国が二月七日に地球観測衛星「光明星(クァンミョンソン)4号」と称する長距離弾道ミサイル発射を実施した東倉里(トンチャンリ)ミサイル基地と同じとみられます。10月10日の労働党創建記念日に合わせ、人工衛星と称した長距離弾道ミサイル発射の準備を再び進めている可能性があります。

朝鮮中央通信は実験について「エンジン燃焼室の燃焼特性、制御系統の動作の正確性、構造信頼性を最終的に確認することを目的に実施した」と紹介しました。正恩氏は「宇宙開発とその利用は党の重要な方針であり、継続的に国家の力を傾注すべきだ」と強調しました。今後もさまざまな種類の衛星を製作・発射し、朝鮮民主主義人民共和国を数年内に静止衛星保有国の地位に押し上げるよう指示しました。