【モスクワ聯合ニュース】ロシアを訪問している韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は13日(日本時間)、モスクワでラブロフ外相と会談し、朝鮮民主主義人民共和国の核問題での協力、両国間の実質的な協力拡大、北東アジア地域・国際情勢などについて協議しました。両外相は朝鮮民主主義人民共和国を核保有国として認めないことをあらためて確認し、非核化に向けた両国間協力を続けていくことで合意しました。




尹長官は会談後の会見で、「双方は北の4回目核実験と弾道ミサイル発射が朝鮮半島や北東アジア地域の平和と安定はもちろん、国際社会の安保にも深刻な脅威であることを再確認した」と説明しました。また、国連安全保障理事会の対北制裁決議を充実に履行していくことが重要であることを確認し、両国間の協力を一層強化していくで一致したと述べました。

ラブロフ外相も「両国は朝鮮民主主義人民共和国が一方的に宣言した核保有国の地位を認めない」と強調しました。朝鮮民主主義人民共和国に対する影響力を行使するため、安保理の対北制裁を徹底的に履行していくとしました。

双方はまた、昨年に国交正常化25年を迎えた両国の戦略的協力パートナー関係が政治、経済、文化など多方面にわたり発展していると評価し、一層強化することで一致しました。

尹長官は両国首脳が韓国のユーラシア・イニシアチブ(欧州とアジアの各国間経済協力を強化して南北統一の基盤づくりを目指す構想)とロシアの新東方政策間の相乗効果を向上させることにした点を重視しながら、ロシア極東地域を中心に両国の協力潜在力を実現するための協力を強化していくことにしたと紹介しました。これと関連し、韓国政府は9月にウラジオストクで開催される「東方経済フォーラム」に積極的に参加する予定だと説明しました。

双方は会談後、両国関係、朝鮮民主主義人民共和国の核、国連、北極、テロなどさまざまな分野が含まれた「2016~2017年両国外交部間交流計画書」に署名しました。

尹長官はこの日、サンクトペテルブルグに移動します。14日に現地で開催される「韓ロ対話政治経済コンファレンス」に出席するほか、現代自動車の工場を視察する予定です。