
キム・ジョンウン第1書記(写真:AFP/TTXVN)
朝鮮民主主義人民共和国の国会に当たる最高人民会議が9日開かれ、キム・ジョンウン第1書記の親族の粛清後、不透明になっている内部の権力構造がどのように変わるのか注目されます。
朝鮮民主主義人民共和国の最高人民会議は、国の予算や新たな法律、指導部の人事などを決める機関です。
朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮中央通信は9日昼前、最高人民会議ではキム・ジョンウン第1書記が国の最高ポストと位置づけられている国防委員会の第1委員長に再任されたと伝えましたが、それ以外の詳しい内容はまだ明らかになっていません。
これに先立ち、国営メディアは、8日に開かれた朝鮮労働党の政治局会議で、「最高人民会議に提出される国の指導機関の構成案が討議された」と伝えています。
このため、9日の最高人民会議では、新たな人事のほか、国家機構の組織改編も議題となる可能性があり、キム第1書記のおじのチャン・ソンテク氏が粛清されて以降、不透明になっている内部の権力構造がどのように変わるのか注目されます。
また、朝鮮民主主義人民共和国がこのところ「新たな形態の核実験」を示唆したり、弾道ミサイルを発射したりと、核やミサイルによる挑発を続けていることから、9日の会議を通じて対外的なメッセージを新たに打ち出すことも予想されます。
