会議の様子(写真:VGP)

会議で、チン首相は、2025年が2021年から2025までの社会経済開発目標達成に向けた重要な年であると強調しました。政府としては経済成長率を最低8%に引き上げ、今後数年間でベトナムの成長率を2桁台に引き上げるための基盤作りを目指していると述べました。

また、チン首相は会議の出席者に対し、現在の困難や課題、そして機会について詳しく分析した上で、投資、輸出、消費という従来型の成長エンジンを革新すると共に、新しい成長エンジンを推進するため、銀行システムとともに対策や構想を提案するよう求めました。

さらに、チン首相は銀行業をテコとして、国の潜在力やチャンス、競争優位性を活用し、国の発展に向けた新たな原動力を作り出すよう提案しました。

チン首相は銀行部門の今後の重点課題について、次のように語りました。

(テープ)

「銀行は業務効率化とコスト削減を進めながら、国民生活と企業活動を支援するため、利益の一部を犠牲にする必要があります。また、投資・輸出・消費という3つの成長エンジンを刷新するため、積極的な融資を行っていきます。さらに、商業銀行と国営銀行は、デジタルトランスフォーメーションやデジタルデータベースの構築、科学技術の革新を進め、デジタル化に関する政治局決議57号の実施に先駆けて取り組まなければなりません」

また、チン首相は銀行部門に対し、行政手続きの簡素化による利用者の利便性向上や、インテリジェントガバナンスの実現、スマートバンキングの構築を求めました。そして、柔軟かつ効果的な金融政策の継続により、国民、企業、そして国家の発展を支えていくよう提言しました。