チン首相(右)とケリー特使(左)

会見で、チン首相は、グエン・フー・チョン書記長の招きによるジョー・バイデン米国大統領のベトナム国賓訪問に際し、ジョン・ケリー特使のベトナム訪問を歓迎し、ベトナムとアメリカの包括的なパートナーシップが独立・主権・領土保全・政治体制の相互尊重を基礎に実質的かつ安定的に発展しているというケリー特使の意見に賛同の意を示しました。また、気候変動に対応するために人間の認識の向上を目指すバイデン大統領、ならびにケリー特使のグローバルな取り組みを歓迎し、気候変動対応においてアメリカとの協力をさらに拡大したいとの考えを示しました。

そして、チン首相はアメリカに対し、南部メコンデルタの気候変動による地盤沈下対策や、エネルギー転換などに関する具体的なプロジェクトやプログラムを通じてベトナムを支援するよう訴えました。

一方、ケリー特使は、アメリカはつねに、ベトナムとの関係を重視し、気泡変動をはじめ、国際問題の解決におけるベトナムの役割向上を支持していると強調し、2050年をめどに温室効果ガスの排出量をゼロにするというベトナムの公約を歓迎しました。また、アメリカは気候変動への対応、特にクリーンエネルギーの開発、持続可能なインフラ整備、水資源と生態系の資源の管理において、引き続きベトナムを含む発展途上国を支援していくとしています。