アメリカ駐在のベトナムの声放送局(VOV)特派員によりますと、イギリスのチャールズ3世国王は4月28日、アメリカ独立250周年を記念した4日間の訪米の一環として、連邦議会で演説し、両国の「特別な関係」を改めて強調しました。

下院で開かれた上下両院合同会議での演説で、国王は、両国関係を「和解と革新、そして驚くべき協力の物語」と表現しました。その起点には、250年前に北米の13植民地が独立を宣言した際の深刻な対立があったと指摘しました。

また、対立の歴史を経て、イギリスとアメリカは民主主義や法の支配、社会制度といった共通の価値観に基づき、世界でも有数の影響力を持つ同盟関係を築いてきたと述べました。こうした基盤があったからこそ、困難な時代においても両国は常に「再び歩み寄る」ことができたと強調しました。

さらに、両国の関係は、二度の世界大戦における協力から現代の課題への対応に至るまで長い伝統を有し、双方だけでなく国際社会の安定にも寄与していると指摘しました。

チャールズ3世が国王としてアメリカ議会で演説するのは今回が初めてで、イギリスの君主としては、湾岸戦争後の1991年に演説したエリザベス2世に続き2人目となります。