「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の発端となった北アフリカのチュニジアで、民主化プロセスの総仕上げとされる大統領選挙の決選投票が行われ、世俗派のカイドセブシ氏が当選しました。

22日、発表された暫定結果によりますと、議会第1党で、世俗派政党の党首のカイドセブシ氏がおよそ56%の票を獲得し、イスラム政党が主導する暫定政権で大統領を務めたマルズーキ氏を破って勝利を収めました。

カイドセブシ氏は、経済の復活や悪化した治安の安定を訴え支持を集めましたが、独裁政権時代に要職を務めていたことから、イスラム勢力などからは独裁体制 の復活につながるとの懸念も出ており、今後、カイドセブシ氏が幅広い勢力と協力しながら、民主的な国づくりを進めていけるのか、注目されます。