
(NHK)チュニジアの首都チュニスでは24日、大統領警護隊の隊員を乗せたバスが突然爆発し、12人が死亡し、多くのけが人が出ました。このテロ事件について、過激派組織ISの支部を名乗る組織が25日、インターネット上に文書の声明を出し、「メンバーがバスに侵入し、体に巻きつけた爆弾を使って自爆した」と犯行を認めました。さらに声明では「チュニジアでイスラム法による統治が行われるようになるまで、安全にはならないことを教える」として、今後もテロを繰り返す可能性を示唆しています。
チュニジアでは4年前の民主化運動で独裁政権が倒れたあと、イスラム過激派の活動が活発となり、ことし3月、チュニスの博物館が襲撃され日本人を含む20人以上が死亡したほか、6月には観光地のリゾートホテルで男が銃を乱射して、40人近くが死亡する事件も起きています。これを受けて治安当局が過激派の取締りを強化していたさなかに起きた今回の事件だけに、テロを防ぐ難しさが改めて浮き彫りになっています。
