台湾情勢など両国の利害が激しく対立する安全保障分野について議論し、米中関係の悪化に歯止めをかけ、偶発的衝突の回避に向けた対話の確保を図るとしています。2021年1月のバイデン政権発足後、国務長官を含めた閣僚の訪中は初めてです。
国際社会では米中関係の悪化に懸念が高まっており、軍同士を含めた当局間の意思疎通の活性化につながるかどうかが焦点です。世界経済の安定や気候変動といった分野では協力を模索することが狙いです。
両氏は会談の議題を14日の電話会談で事前に整理しました。双方の立場の溝は多分野で深く、歩み寄りが実現する可能性については悲観的な見方が強いということです。
中国が軍事的圧力を強める台湾情勢のほか、ウクライナとの軍事衝突を続けるロシアと中国の親密な関係、人権分野などが議題に上る見通しです。新たに浮上した中国によるキューバでの情報収集施設の設置疑惑に関しても議論する可能性があります。(共同)
