川内原子力発電所(写真:japanengnews.wordpress.com)


(NHK) 国内の原発として1年11か月ぶりに再稼働した鹿児島県にある川内原子力発電所1号機は14日午前9時に発電と送電を開始しました。九州電力は10日ほど後に原子炉をフル稼働にしたあと、9月上旬に営業運転に入る計画です。
川内原発の1号機は、8月11日の午前、原子炉の核分裂反応を抑える制御棒が引き抜かれて再稼働し、深夜には、核分裂反応が連続する「臨界」と呼ばれる状態になりました。そして、14日午前9時ちょうどに、中央制御室の運転員が、スイッチを操作して、発電機と送電設備をつなぎ発電と送電を始めました。
これまでのところ、トラブルは起きていないということです。
原発から電力が供給されるのは国内では、おととし9月に福井県の大飯原発が停止して以来、1年11か月ぶりとなります。また原発事故の2か月後に停止した川内原発1号機は、4年3か月ぶりに発電所全体が動きだしたことになります。
この間、機器の交換なども行われていることから九州電力は運転状態や設備に問題がないか慎重に確認しながら、徐々に原子炉の出力を高めることにしています。
そして、発電から10日ほど後に原子炉の出力100%のフル稼働にしたあと、設備全体の機能を確認する総合的な検査を受け、問題がなければ9月上旬に営業運転に入る計画です。