(写真:ロイター)

記録的な猛暑が続くヨーロッパでは、7月から8月にかけてギリシャやイタリアなど各地で山火事が相次いでいます。

このうち、スペイン領のカナリア諸島、テネリフェ島では、8月15日ごろに北部の国立公園で発生した山火事の勢いがとまらず、現地当局の最新の発表によりますと、20日の朝までに1万2000人以上が避難しました。
この火事で、これまでにおよそ8000ヘクタールが焼失したということです。
カナリア諸島では7月も別の島で大規模な山火事があったばかりですが、今回の火事はカナリア諸島としてはかつてない規模だということで、地元では壊滅的な被害だという声があがっています。
アフリカ北西部の沖合にあるカナリア諸島は、「大西洋のハワイ」と呼ばれることもある世界的な観光地で、夏休みのこの時期、多くの観光客が訪れています。
ロイター通信などによりますと、ビーチリゾートなど島の主力の観光地は今のところ被害は受けておらず、2つの空港業務も通常どおり行われているということです。
ことし世界各地で、猛暑や乾燥のなか、山火事が相次ぎ、ハワイのマウイ島では110人以上が死亡する大きな被害となっています。(NHK)