開幕式典で発表しているフエ国会議長

4日午前、国会議事堂で、第15期国会の第1回臨時会議が開幕しました。開幕式典にはグエン・フ・チョン党書記長、グエン・スアン・フック国家主席、ファム・ミン・チン首相、ヴォン・ディン・フエ国会議長が出席しました。

開幕式典で発言に立ったフエ国会議長は、新型コロナは経済社会に大打撃を与えてきたと述べ、2021年の経済成長率は2.58%に達したものの、大きな試練に直面していると明らかにしました。フエ議長は次のように語りました。

(テープ)

「国の発展事業の要求と憲法・法律の規定に基づいて国会常務委員会は第1回臨時会議を開催することにしました。今国会は経済社会に関わる差し迫った大きな課題の解決策を見出し、新型コロナ予防対策プログラムと経済社会回復発展プログラムを促進させることが狙いです。」

このように語ったフエ議長はまた、今国会の議題の一つは経済社会回復発展プログラムの展開に充てられる金融・通貨政策に関する決議案であると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「この決議案は新型コロナ対応、パンデミックによる被害の克服、経済社会の着実な回復・発展、労働市場の回復、社会福祉の強化などに非常に重要な役割を果たすと思います。これは、国会が既に採択した2021年~2025年期の経済社会発展計画・予算・公共投資計画の枠内ではなく、追加政策です。」

今国会は投資総額が約147兆ベトナムドン(日本円で7350億円)にのぼる2021年~2025年期の東部南北高速道路プロジェクトへの投資計画案についても討議します。フエ議長はこのプロジェクトの早期展開は公共投資の強化、経済社会発展、地方間の連結に大きな弾みをつけるであろうと述べ、同プロジェクトの重要性を強調しました。

また、今国会は公共投資法改正案、官民連携による投資法改正案、投資法改正案、入札法改正案、電力法改正案、企業法改正案、特別消費税法改正案、民事執行法改正案といった8件の法案について討議し、南部カントー市に適用される特殊的な政策の試験的実施に関する決議案を採択する予定です。フエ議長は国会議員に対し、心を込めて議題を討議し、差し迫った課題の効果的な解決策を見出すよう訴えました。

なお、臨時会議は1月4日から11日にかけて オンライン形式で行われ、ラジオとテレビで生中継されます。