(写真;ロイター)

社会保障費の増大を抑えるため、低所得者への支援縮小が軸となります。来週にも採決を目指すが反対も根強く、先行きは不透明です。
法案は、オバマケアで拡充されたメディケイド(低所得者向け公的医療保険)向けの支援を2021年から3年間でなくすなど、政府支出の縮小を目指します。全国民が保険に入れる制度を目指したオバマ前大統領の「レガシー(政治的遺産)」が失われる可能性があります。
低所得者支援は、5月に下院を通過した法案に比べより緩やかに減らすほか、保険購入者への補助金は維持し、一定の配慮を示しました。一方で、オバマケアの運用で導入された富裕層への特別課税を今年から廃止します。
上院は与党共和党が過半数を占めているものの、採決の先行きは楽観できない情勢です。可決されても、下院との法案一本化へ向けた調整が必要になります。
トランプ大統領はツイッターに「上院案を強く支持している」と投稿します。「オバマケアは崩壊していることを忘れるな」と書き込みました。