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政権側は既に東グータの約95%を掌握しており、撤退が円滑に進めば、近く完全制圧が実現する見通しです。内戦で圧倒的優位を固めているアサド政権には大きな戦果となります。
2013年からアサド政権が包囲した東グータでは、対峙(たいじ)する反体制派がダマスカス市内やその郊外へ砲撃を繰り返し、政権にとって深刻な脅威となってきました。政権軍は3月31日の声明で、東グータほぼ全域での勝利を宣言した上で、「ダマスカス市民は完全に治安と安定を回復する」と強調していました。
政権軍やその後ろ盾ロシアが2月中旬以降に強化した攻撃で東グータは一時三つに分断され、各地域を別々の反体制派が占拠しました。このうち反体制派2組織は既に占拠地区から撤退。人権監視団によれば、地区最大の町ドゥーマで強い勢力を誇っていた「イスラム軍」もロシアとの交渉の末、政権支配下に入るのを望まない戦闘員らをシリア北部の反体制派地域へ移送することで合意したということです。

