(jiji.com)岸田文雄外相は1日午前、閣議後の記者会見で、中国が東シナ海の日中中間線の中国側海域で新たな掘削施設建設の動きがあると明らかにしました。岸田氏は「移動式掘削船を停船させ、何らかの作業を行っている」と説明しました。世耕弘成経済産業相は会見で掘削船は3隻と公表しました。政府は外交ルートを通じて抗議しました。

(写真:AFP/TTXVN)
中間線付近には16基のガス田構造物があり、新たな掘削施設なら17基目となります。岸田氏は「日中間の海洋の境界が画定していない状況で、一方的な開発行為を継続していることは極めて遺憾だ。こうした試みを中止するよう今後も求めていきたい」と述べました。
ガス田をめぐっては、共同開発の交渉再開に向けた協議を9月に実施しました。しかし、中国側が新たに2基のガス田を稼働させた兆候を10月に日本政府が確認し、抗議したばかりでした。8月には水上レーダーの設置が判明しており、軍事転用の懸念も出ています。
