(写真:EPA)


4日、サウジアラビアのムアリミ国連大使は国連本部で記者団に対し、イランとの断交がシリア内戦とイエメン内戦収拾に向けたサウジの取り組みに悪影響を与えることはないとの立場を強調しました。

同大使は「われわれはシリアとイエメンにおける和平努力を全力で支持し続ける考えであり、影響はないはずだ」と述べました。今月25日の開催で調整されているシリア内戦当事者による和平交渉にサウジも参加する意向を示しました。

シリア内戦ではサウジが反体制派を支援し、イランはアサド政権を後押ししています。イエメンでは、イランと関係の深いイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対し、サウジ主導の連合軍が空爆を続けています。

一方、サウジの国連代表部は4日声明を出し、イランとの断交の発端となったシーア派指導者処刑について、「公平かつ公正な裁判」によって有罪が宣告されたもので、宗派などとは一切関係がないと正当性を強調しました。