また、シリアに地上部隊を派遣する可能性を排除しませんでした。実際に派遣を決めれば、従来から軍派遣に消極的なSPDとの関係がさらに悪化するとみられます。ZDFテレビとのインタビューで述べました。
メルケル氏のCDU・CSU=キリスト教社会同盟はSPDと大連立を組みます。
EU=欧州連合首脳は前週、メルケル首相に近いフォンデアライエン国防相を次期欧州委員長に指名することで合意しました。欧州委員長人事に関しては、欧州議会の最大会派が推す候補が就くという原則がありますが、最大会派の擁立した候補では首脳間の合意がまとまらず、協議は長時間に及びました。
フォンデアライエン国防相の指名は欧州議会で承認される公算が大きいですが、候補擁立の原則が守られなかったことに憤慨するSPDが反対に回れば、就任が阻まれる可能性もあります。
クランプカレンバウアー氏は「SPDの行動が一因でフォンデアライエン氏が欧州議会で過半数の支持を得られないなら、政府と連立政権の取り組みに大きな負荷が生じる」と批判しました。
EU首脳は、首脳会議と欧州議会の両方で承認を得られる候補を選ぶために3日間かけて交渉しており、フォンデアライエン氏の指名が議会で承認されなければ危機的状況に陥ることになります。
