(NHK)ドイツのメルケル首相は19日にベルリンで、フランスのオランド大統領を交えて、ロシアのプーチン大統領と、戦闘が続くシリア情勢について協議することを明らかにし、プーチン大統領に対し、シリアでの空爆の停止と人道支援を求める考えです。




メルケル首相は18日、フランスのオランド大統領を交えてロシアのプーチン大統領と、19日にベルリンでシリア情勢について協議することを明らかにしました。メルケル首相は、「シリア政府とロシアは病院や医師らを空爆し、シリアに悲惨な人道状況を作り出している。人々の苦しみを減らすことが最優先課題だ」と述べ、プーチン大統領に対し、空爆の停止と人道支援を求める考えを示しました。

シリアの人道状況が一向に改善しない中、メルケル首相は、ロシアに対する経済制裁も排除すべきでないとの姿勢を示すなど、ロシアへの非難を強めています。一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ロシアのメディアに対し、「プーチン大統領は、誰とでもシリア情勢について協議する用意がある」と述べ、協議に応じる姿勢を示しました。

また、ドイツ政府はこの会議の前に、ドイツ、フランス、ロシアの3か国の首脳にウクライナのポロシェンコ大統領を加えて会議を開き、ウクライナ東部の停戦の履行状況を協議することにしています。